「エムタイトセラミックス」は、1〜50ミクロンに粉砕した火山岩層の黒色石英成分を数種類配合し、1300℃で焼結した天然鉱石セラミックです。
このセラミックスを活用している「エムタイト切削油活性化システム」製品は常温下で特殊電磁波エネルギーである遠赤外線を放射しておりセラミックス層に接触する事で波長を吸収した水(又は油)分子は、固有振動状態が高いレベルの励起状態となり活性化されます。
【エムタイト・セラミックスの構造】 | ||
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成分 | ミネラル元素・鉄・ナトリウム・ジルコニウム・シリカ・カルシウム・マグネシウム・アルミナ・カリウム (加工燃焼温度約1300度) | |
表面 | 高出力遠赤放射元素 | |
内部 | 原鉱石の粉末良質のミネラルを含んだセラミック | |
【遠赤外線放射試験結果】 | ||
遠赤外線波長 | 波長範囲4.5〜20.0μm | |
放射率 | 92%(試験温度50度) |
活性化された水分子は次のような変化を起こします。
等、多面的に変化が見られる。
中でも1〜5はクーラント液の腐敗の抑制、刃具の寿命延長、洗浄や脱脂の効率アップに深くかかわっていると思われる。
この「エムタイトセラミックス」は、従来のセラミックスと大きく異なる特徴を持っている。
先ず第一に二重構造になっている点である。
内部は良質のミネラル成分を含んだ天然鉱石の粉末を約900℃で焼き上げた多孔質セラミックスで、その外部を高出力遠赤外線放射元素を含んだ天然鉱石の粉末で処理し、約1300℃で焼結している。
だから表面をガラス状に仕上げているので、通常言われているようにセラミックスの中を水が通過するのではなく、セラミックスに接触するだけで水(又は油)を処理するものです。
第二は、メンテナンスが簡単である事。
クーラント液の循環ラインに設置すると、切粉、砥粒やスラッジによる目詰まり等の心配もありましたが、現実的な経過を見る限り年1回程度のセラミックス洗浄でメンテナンスは充分です。
当社のセラミックスは消耗品ではありません。
セラミックスの洗浄とは、活水器内のセラミックスを次亜塩素酸ソーダの100〜200倍希釈液に20分位浸け置き洗いするだけの作業です。